長野相生座・ロキシー最新情報

相生座名画特集第６弾は、今年で没後１０年を迎える、木下恵介監督作品特集を上映いたします。

上映期間：9月6日（土）～9月26日（金）
※上映開始時間や料金等は決まり次第、更新いたします


木下監督は、昨年秋より、当劇場で行った名画アンケートの中で、映画監督部門第４位に輝きました。今回は、作品部門で第５位となった「二十四の瞳」と、長野が舞台になった野菊の如き、君なりき」、そして人気の高い「喜びも悲しみも幾歳月」の３作品です。
皆さま、お誘い合わせの上、ご来場くださいませ。


■二十四の瞳



木下恵介の代名詞といえる国民映画。昭和初年から戦後にかけて、小豆島の分教場
の１２人の子供たちと大石先生が生きた昭和庶民史を語る映画史上の名作。

監督…木下惠介
脚本…木下惠介
原作…壺井栄
音楽…木下忠司
撮影…楠田浩之
出演：高峰秀子 笠智衆　夏川静江　浦辺粂子　天本英世　田村高広　月丘夢路　清川虹子

1954（Ｓ29）／2時間35分／モノクロ・スタンダード


■野菊の如き君なりき



「野菊の墓」の映画化で抒情派木下映画の頂点をなす映画。
古い写真のように楕円形にぼかされたフレームに展開する少女と少年の悲恋を回想形式で描く。

監督：木下恵介
原作：伊藤左千夫
音楽：木下忠司
出演：有田紀子／田中晋二／杉村春子／田村高広／笠智衆／松本克平

1955（Ｓ30）／１時間33分／モノクロ・スタンダード


■喜びも悲しみも幾歳月



昭和7年から赴任して、灯台守としての職務を全うした夫婦の年代記。
木下好みの題材を四季折々の美しい風景の中に描きつくした名作

脚本・監督：木下恵介
撮影：楠田浩之
音楽：木下忠司
出演：佐田啓二 高峰秀子 有沢正子 中村賀津雄 桂木洋子 伊藤弘子

1957（Ｓ32）／２時間４０分／カラー・スタンダード