2009年05月23日

相生座名画特集11 「松本清張 作品特集」

松本清張生誕100年の今年、世の中では”清張”の特集が9月以降に一番盛り上がるのではと
予想されているようですが・・・、当館で一足先に上映いたします!!

◆日 程:2009年7月4日(土)~24日(金)

◆作 品:3本 
  7/4~10 (1週間) 「張込み」(1958)
  7/11~17 (1週間) 「天城越え」(1983)
  7/18~24 (1週間) 「ゼロの焦点」(1961)

◆料 金: 当日 各¥1,000 (前売券はございません)



●張込み
上映時間 116分

監督: 野村芳太郎
脚本: 橋本忍
出演: 大木実 高峰秀子 田村高広 宮口精二 高千穂ひづる

殺人犯を張込み中の刑事の目に映った平凡な主婦の秘められた過去と、刑事の主婦に対する思いやりを描いて、
清張の推理小説の出発点と目される。


●天城越え
上映時間 99分

監督: 三村晴彦 製作: 野村芳太郎
脚本: 三村晴彦 加藤泰
出演: 渡瀬恒彦 田中裕子 平幹二朗  吉行和子 小倉一郎 石橋蓮司 樹木希林
坂上二郎 柄本明 北林谷栄 佐藤允 車だん吉 加藤剛

14歳の少年と娼婦が天城峠を旅しているとき起きた殺人事件と、30年間、事件を追い続けた老刑事の姿を描く。
この年、田中裕子の演技が話題となり、モントリオール映画祭主演女優賞受賞した。


●ゼロの焦点

上映時間 95分

監督: 野村芳太郎
脚本: 橋本忍 山田洋次
撮影: 川又昂
出演: 久我美子 高千穂ひづる 有馬稲子 南原宏治 西村晃 加藤嘉


昭和33年の12月。結婚したばかりの妻を残し、男が失踪。残された妻はその後を追い、
北陸へ旅立つが、そこで見たものは夫の隠された一面と、そして時代に翻弄された女たちの、悲しい運命だった。
名作「砂の器」を生むコンビ、野村芳太郎と橋本忍が映画化。


**************************************** icon12清張ファンには見逃せないface08イベント!icon12

連続講座 “哲学カフェ2009”
松本清張生誕100周年記念「松本清張・作品と人物」 


●日 時:7/18(土)「清張ミステリーの魅力」 13:30~15:30
●講 演:権田萬治 氏(ミステリー文学資料館館長、元専修大学教授、文芸評論家)
●参加費:1,000円(お茶とお菓子付)

●場 所:平安堂長野店 カフェ「ぺえじ」
※こちらの主催は、NPO法人ふおらむ集団999です。当館独自のイベントではありませんので
ご注意ください。<お問合せ・お申込み:平安堂長野店カフェぺえじ 電話026(228)8462まで>

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Posted by ながのロキシー at 11:26│Comments(2)特集上映
この記事へのコメント
いつも上質な作品を上映していただき、有難うございます。気持ちよく接してくださるスタッフの方々にも感謝しています。

今年は松本清張生誕100年ということで、私もそれに乗せられて清張作品、特に今まであまり読んでなかった短編を中心に読み漁っています。独学でよくこれだけ書けたものだと畏敬の念を抱きます。

さて、7月の清張特集、うれしいですね。東京などに先駆けての上映にはご苦労なさったことと思います。3作とも観ていますが、スクリーンでは初めてで、とても楽しみです。「張り込み」は意外と知られていないかもしれませんが、緊迫感、ヒューマニズム、リアリティー、どの面でも超1級で特にオススメです。第1作目から観に行きましょう。
Posted by コダマ at 2009年05月24日 07:45
コダマさま

作品をPRしていただいてありがとうございます。
当館の広報部長になっていただきたいくらい(笑)です!!

三年ほど前くらいに、当館で「砂の器」を上映した経緯があるそうなのですが、私はその時見逃しております。ご覧になりましたか??

「今、このとき、この映画!」という感じで、劇場で観られる機会が
とても貴重であると考えますので、ぜひとも多くの皆さまに
ご覧頂きたいです。

引き続き、一緒に盛り上げていただきますよう、
どうかよろしくお願いいたします。
Posted by タガミ@ながのロキシー at 2009年05月27日 12:06
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