2008年04月03日
相生座名画特集第5弾 「小津安二郎監督特集」
5月10日より三週間、相生座にて名画特集第5弾が決定
しましたのでご報告いたします。
相生座名画特集アンケート監督部門第2位に輝いた「小津安二郎監督」の
特集を開催いたします。
今回はなんと6作品を上映いたします。お楽しみにお待ちください!
1.(5/10~5/16)「晩春」、「麦秋」
2.(5/17~5/23)「東京物語」、「一人息子」
3.(5/24~5/30)「秋刀魚の味」、「生れてはみたけれど」
※二本立てではありません(それぞれ一日2回上映を予定)
<料金>
当日券:800円(2本ご覧になる方1,400円)
<作品詳細>
●晩春(1949)
脚本:野田高梧/小津安二郎
出演: 笠智衆/原節子/月丘夢路/杉村春子
監督: 小津安二郎
1949年/モノクロ/108分
結婚適齢期にある娘と、その親の関係を、描いた作品。
原節子の父を慕う気持ちと、父親の娘を思う気持ちに共感できる。
原節子はこの映画が、小津作品のデビュー作。小津独自のスタイルを
確立。
●麦秋(1951)
脚本:野田高梧/小津安二郎
監督:小津安二郎
出演:原節子/菅井一郎/東山千栄子/笠智衆/三宅邦子
1951年/モノクロ/124分
巨匠・小津安二郎監督を代表する傑作の1本。
結婚にあまり興味のない娘と、そんな娘に早く結婚してほしいと気を揉む家族を
中心にさりげない日常をユーモアを織り交ぜ淡々と細やかに描く感動作。
●東京物語(1953)
脚本: 野田高梧/小津安二郎
監督: 小津安二郎
出演: 笠智衆/東山千栄子/原節子/杉村春子/山村聡/ 香川京子
東野英治郎/大坂志郎
1953年/モノクロ/136分
日本映画を代表する傑作の1本。
巨匠・小津安二郎監督が、戦後変わりつつある家族の関係をテーマに
人間の生と死までをも見つめた深淵なドラマ。
●一人息子(1936)
原作:ジェームス槇
脚本:池田忠雄/荒田正男
出演: 飯田蝶子/日守新一/坪内美子/笠智衆
1936年/モノクロ/83分
身を削って働き続けた年老いた母と一人息子の再会。
記録すべき小津監督トーキー第1作。
●秋刀魚の味(1962)
脚本: 野田高梧/小津安二郎
監督: 小津安二郎
出演:笠智衆/岩下志麻/佐田啓二/岡田茉莉子
1962年/カラー/112分 配給:松竹
娘の縁談がまとまり娘が嫁ぐ日、父は孤独な後姿を見せるのだった。
偉大なる映像作家の遺作。
●生れてはみたけれど(1932)
原作:ジェームス槇
脚本:伏見晃
監督:小津安二郎
出演:斎藤達雄 /坂本武/吉川満子/菅原秀雄/ 突貫小僧
1932年/モノクロ/サイレント/91分 配給:松竹
サラリーマンの父親を見る子どもの目を通して、大人社会
の矛盾を鋭く批判した、小津サイレントの傑作。
上映時間は早めに決定いたします。
それまでお待ちください

2008年04月03日
映画「うた魂♪」団体鑑賞のご案内

いよいよ今週末、4月5日より「 うた魂(たま)♪ 」
が公開となります。
出演:夏帆 ゴリ(ガレッジセール) 薬師丸ひろ子
監督:田中誠 主題歌:ゴスペラーズ(キューンレコード)
笑いと感動の爽やかな合唱エンターテイメント
みんなで歌うって、気持ちいい!
文部科学省選定(少年向き、青年向き)の映画は久しぶりかもしれません(涙)・・・
本作に出演する合唱部員の役者さんたちは、全員合唱未経験で
撮影開始の数ヶ月前から猛特訓を続けたそうです。
また、本作品に登場する音楽は、クラシックスからポップスまで
名曲が合唱バージョンで勢揃い。
観るとみんなが元気になれて、一緒に歌ってみたくなる!
銀幕で繰り広げられる、爽やかな歌の奇跡をご覧ください。
ぜひ、この機会に映画「うた魂♪」の団体鑑賞を
ご検討頂きますようお願い致します、
映画鑑賞のお問合せは、当館までご連絡ください。
長野松竹相生座
長野ロキシー1
長野ロキシー2
TEL:026-232-3016